先日、わが家へお茶菓子持参の訪問客がありました。外装袋がレトロで昭和戦前まで盛んだった〝水性顔料〟つまり胡粉での木版摺りの趣きを呈していて、好ましいものです。フルゥ〜イ私はホレボレと見入りました。
![]() 時代は進み、無害の〝UVインキ〟や〝水性顔料インキ〟の開発が進み〝フレキソ印刷〟と1979年に名を替え応用範囲が大きく広がっている事に気付かされた。 きょう日の現役デザイナー諸賢に嘲嗤われる・・・老元図案屋・痴戯原駄羅衛門で御座候 ![]() 退屈な噺で失礼イタチマチタ。 ■
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by ky11shige
| 2016-06-11 13:04
| 駄論
2000年8月6日東急電鉄目蒲線に地下鉄南北線と三田線が乗り入れて、名称が目黒線に変わりました。それにともない、わが地元の武蔵小山駅は地上駅だったのが地下駅になり、現在駅周辺の一大再開発を進め、2020年五輪開催の目前に第一期工事を終える予定です。(20年がかり=市街地開発は時間がかかるものですね。生きながらえてオリンピックと併せ楽しみ見届けたいと思っています)
![]() ![]() 乗り入れてきた地下鉄南北線の車輌が地上を走行している様子を取り入れたりして、意識的に説明過多にした。「絵を見ていると以前の日常のことなど、何やかや思い出されて懐かしい」と奥様が。・・・・・・なにか務めを果たしたような。デザイナー特有?のサービス精神が為せる絵も満更ではないナ。 ■
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by ky11shige
| 2016-06-06 14:27
| 駄画
五輪Emblem一般公募に痴戯原駄羅衛門も応募しました。多くの応募者が選外作を公開されてます。駄羅衛門もその気になりまし た。エンブレムの一連騒動に・・・私なりの総括を試みてみました。未だに亀倉雄策氏の呪縛から解き放たれず、丸いものしか表現出来ませんでした。恥ずかしいのですがデザイン齧った人はこの程度といった見本の様な作図です。
![]() ◉タイトル = いーぞっ! 日本 ◉コンセプト(200字) = 両大会のシンボル何れにも〝全世界のアスリート達が理想とする高みを目指し切磋し喜び称え合い、そして世人が挙って祝福しあう〟との意義を込めました。印刷技術のみならず、あらゆる加工技術が進歩している今日、事情が許す限りグラデーション表現を取入れインパクトを強調。ワードマークの設計にはスピード感とふっくら優しく程好い太さで人々が東京に寄せる安心安全感を盛込みました。 扨、最終審査で A・B・C・Dの4案に絞り込まれた段階で、ガセ話が飛び出しました。佐野エンブレム決定の審査方法に異を称えた平野敬子(当時の審査員)氏が〝またも今回の再募集は出来レース〟の疑い・・・と言い出しました。 A案 vs. B・C・D案の構図が読取れると言う。とすれば、もしA案に決定したらモヤモヤ噂のH氏の本名、たぶん原研哉と公表するのでしょうか? またまた業界炎上もんですなぁ~! 妙にキナ臭くなりました。どうしても原氏に?。個人スターの誕生はこん日誰も業界も期待していない。時代錯誤と云うものだ。・・・などと思いました。 早速SNS上では侃々諤々喧しくなりました。 私だけではないと思いますが、競技場建設コンペ騒動や佐野氏騒動以前にそもそも問題があったと思っています。 例えばサッカー『Jリーグ』の立ち上げ、そして当初の実施運営を大成功に導いた多方面に頭の働く〝川淵三郎〟氏のような人に五輪運営を総統括してもらう。そんな方策を何故取入れなかったか悔やまれる。森氏はお飾りにして置き、彼の人のような実務家チェアマンを探して据えればよかった。 さすれば当該各委員会の足腰もぐらつかず、馬鹿なコンペを何度もやらず〝きょう日は時代を代表するカリスマアーティストを見出す事が至難だし、とすれば優れた制作集団(複数でもよい)を絞り込み、制作依頼すべきだったのでは無かろうか。金も係らず、ン・マァ~個人の名誉云々にも及ばず、手直しの依頼も気易くビジネスライクにできるし、これで揉め事もなかったと思う。国民は大方文句も言わなかっただろう・・・と。 世ガ世ナラ・・・岡本太郎で決まり・・・だったりしてからにして!?・・・なんちて。今やカリスマ的文化人が見当たりませんしなぁ~。 五輪招致マークの制作方法は、それなりにヨカッタと思う。女子美の学生が創ったものをGKがブラシュアップしポスターに仕上げたらしい。(個人的には桜の造形に若干不満を感じたが) いずれにしろ、私のつくったマークは〝コンセプト〟も月並み、さすればグラフィック屋さんなら凡庸に思いつく造形・手慰み。強烈なオリジナリティーを感じさせない。いの一番に落選だったのでしょう。 それにつけても100萬円たぁ~悲しいね~ 馬鹿にしてる。ハナクソ、話にならん。(>,,<) ・・・H氏で決まり・・・当て馬14,598作品の応募者揃ってバカバカシイ討ち死に。・・・などとの馬鹿な噺でなくて救われた。 無職透明=痴戯原駄羅衛門は妙に騒がしく面白い渦中に身を置きたかった訳です。(^!^) ・・・皆さんにとっては端した金でしょうけど、本音100萬円欲しかった。 プアマン 痴戯原 Ahhaha・・・・・・ さて、五輪エンブレムが決定しました。モヤモヤ噂の原研哉氏の作品ではありませんでした。 A案=野老朝雄氏の応募作。応募要項と照らしてみると、色彩展開にもキツイ縛りがあり、華やかさが?・・・など心配する意見もでてますが、卓抜した造形力を発揮している様ですねぇー。よく考えてあるなぁ〜! 図学の天才!?! 今後この図形を基本に どのように応用展開して見せ場を創っていくのか・・・いささか興味が湧いてきた。 オリンピックは横に置き、野老氏の今後の創作活動を注視し続けたい。きょう日の閉塞感に包まれたGraphic designの世界に素晴らしい刺激や喝を入れ続けて呉れそうな気もする。・・・かてゝ加えて色彩面に強い人と組んで仕事を進めると良い様に思う。 私はC・Wエッシャーの仕事ぶりが好きだが、何か共通するものを感じる。活動を追掛け見続けい。・・・とは云え、老残 痴戯原駄羅衛門 何時まで生き続けられるやら。 負け惜しみですが、同業世界の人がつくるものは、それなり水準品、オコガマシイけど私のも多分ほかの皆さんのも「ン・マァ~」こんなもんでしょう。 *野老朝雄トコロアサオ・1969生・東京在住・東京造形大学建築卒・同大非常勤講師。建築、デザイン、美術等ジャンルを問わず幅広い領域で活動・・・となっております。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー エンブレム委員会 委員長 宮田亮平 ※ご注意ください 皆さまからご応募いただいた作品オリンピック、パラリンピックのシンボルマークの権利はそれぞれIOC、IPCが有しております。 今後万一応募作品を公開する際には、オリンピック、パラリンピックシンボルをはずし、トップエンブレムのみの公開に留めていただきますようお願い申し上げます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この上記を読むと、ちょっと迷わされます。〝ワードマーク〟(都市名・開催年=TOKYO 2020)は私の作図したオリジナル書体ですから掲載に踏み切りました。違反なのかなぁー? ・・・ ン・マァ〜 いぃや! ■
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by ky11shige
| 2016-05-22 15:59
| 駄画
吾が家〝山ノ神〟が、和洋両刀使い分けの活け花? で食卓を飾りました。
何の衒いも無くベランダの鉢植えより摘花し、小器に挿しただけの事にて候えど 「イヤイヤイヤ・・・ナカナカナカ・・・」その佇まい風情に痺れ入って候! 悦に入るは、愚亭主=痴戯原駄羅衛門 馬鹿利也しか・・・!?!? ![]() 「オタマジャクシは蛙の子♪ 鯰の孫ではありません♪それが何より証拠には♪やがて手が出る足が出る〜♪」 子供の頃、このメロディーで歌い、生物学の正しい知識を感得・・・ムニャムニャ。 この人・ヤッパ・・・駄羅衛門ですなぁ(⦿☂⦿) ■
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by ky11shige
| 2016-02-20 12:21
| 駄真
![]() 喜び昆布と目出鯛入り竹輪を添えたと山ノ神の新年の詔に御座りましたゾイ ン・マァ〜懐かしや・・・戦後食糧難時代の〝ダイコンメシ〟の味わいで御座いますナァ〜 神奈川県の〝道草〟もとい〝七草研究会〟の方々にも感謝しました。 ![]() 気を張らない描線が好い感じです。・・・・・・・ァ・ヨイショ! ![]() ■
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by ky11shige
| 2016-01-09 15:34
| 駄真
吾が家にドイツミュンヘンのレベッカちゃん(4〜5歳?本人直筆署名入り)からクリスマスカードとパウンドケーキの元祖の様な素朴さ漂わせた果実が沢山はいったお菓子が届いた。
メッセージが書き添えてあるカードは日本のジーさんバーさんも読めるようにとの配慮を行届かせ、ドイツ語を使わず優しい英文にてシタタメてあります。しかし痴戯原駄羅衛門には達筆?過ぎます。半分も読めません。 恥ずかしながら、息子夫婦に判読を頼みました。 ◯◯子さん 半分以下の理解度。助けてチョンマゲ? 文字も達筆で崩してあるから、打ち直しもアブナイので、そのまま画像データで送ります。 手数の係るjiji-babaです。翻訳お願いします。 お菓子やXマスカード頂戴しサンキュウ ベリマッチと返書に書き添え願います。・・・駄羅衛門 ![]() これは◯◯◯◯が書いてますが、 2人ともすごい癖字なんですよ。 慣れないと読めません。 手紙というかクリスマスカードなんで 大した事は書いてませんが、下記の通りです。 重原ご夫妻へ ◯と◯◯子が8月にイタリアに持って来てくれた、レベッカへの可愛いプレゼントのお礼をまず言いたいと思います。 レベッカはとても喜んでいました。 シュトーレンという、ドイツの伝統的なクリスマスのケーキを贈ります。 気に入っていただけると嬉しいのですが。 楽しいクリスマスと年末をお過ごし下さい。 そして、2016年を健康で楽しく迎えられることをお祈りしています。 ミュンヘンより心をこめて ◯◯◯◯、◯◯◯◯◯◯ &レベッカ。 このお菓子はドイツで12月の初旬から 少しずつクリスマスまで食べていくものです。 段々と中のドライフルーツの味も馴染んで、 全体の味も熟成して美味しくなります。 冷蔵庫には入れないほうが ぜひ素朴な味を楽しんで下さいね。 現役商社マンの彼女はスペイン語を得意としますが、英語は当然ペラペラ。お茶の子さいさい。昭和20年代に英語の授業時間は不熱心だった吾輩にとっては難解なり。 さて、レベッカちゃん。来年三月初来日の予定だそうで、吾が家も訪問したいらしい。・・・ソワソワ・アタフタ。ノースピーキングジャーマニーどころかイングリッシュも・・・ドーシマセウ。 ■
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by ky11shige
| 2015-12-20 21:36
| 駄真
![]() さて、隈研吾(吾輩は隅スミ氏だと長年思い込んでいたが、隈クマ氏であった)グループの木と緑のスタジアム=高さ抑え、和を演出―新国立A案。 はたまた森委員長がハシナクも「好きだ」と口走った伊東豊雄グループの白磁のスタジアム=木製列柱、力強さ演出―新国立B案。 ![]() 何れにせよ、吾輩の荒っぽい見分けでは、一見A案は和風?。B案は洋風?・・・さすれば、五輪エンブレム審査の先行きにも影響を及ぼすかも。・・・つまり和?洋?どちらの切り口のデザインが残るか。 審査が開始され決定を見る迄のこの段階で、応募者何方も応募に及んだ五輪エンブレムデザインを開陳する訳にはいかないが、吾輩、痴戯原駄羅衛門端的に申せば〝洋風デザイン〟を応募せり。 地獄耳のY.M氏の情報に因れば、親しくしているM.I氏とM.W氏は〝和風デザイン〟の応募らしき也。 今回の建築コンペはTOKYO-2020を和?洋?いずれかのテーストで走らせるのか?今後の有り様を指し示しているのかも知れない。 ちなみに無関係の噺 ◉?◉ 馳 浩・・・・・昭和36年生. 出生地 富山県. 出身地 石川県 .石川1区選出 森喜朗・・・ 昭和12年生. 出生出身地 石川県 .石川2区選出 Wahhaha何の関係もない吾輩Y.S・・・昭和11年生.無職透明 さすれば、何かにつけ超強運の持ち主M.I氏と吾輩の最終審査にて一騎打ちとならば、華々しき話題提供となること大。石川県・富山県出身で在るからにして。^M.I^vs^Y.S^大戦勃発か!?!? 無論、M.W氏は吾等二人にとって、途轍もない強敵でR。 それらは扨於いて、だから駄羅衛門は前から口酸っぱく言っている。そもそも事の発端から、現代的、今日的オリンピックを開催するには優れた総合プロデューサーを先ずたてるべき・・・ 斯くなる上はショウガナイ。百萬円CYO〜DAI。 ■
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by ky11shige
| 2015-12-15 22:19
| 駄論
我が国の低次元以下とも云える、今回の東京五輪・パラリンピックのエンブレム公募のやり方にアメリカのAIGAが森委員長宛にガタピシ文句言ってきた。 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1512/11/news127.html これしきの内容は我が国内のデザイナー諸氏とっくに合点承知している。馬鹿じゃない筈。嘆かわしくて憂慮している問題は彼等以上に感じているが、今のところ表立って改革を申したてる人もいない・・・のが日本人らしいところ。 唯々諾々、目の前の小さなニンジン百万円に、ココロまでは釣られてはいないと信じたいが、喰い付いた1万4599件もの応募(吾輩の1件も含む)があった事にイササカのショックを感じています。 この多さに委員会が大喜びのパフォーマンスを示した。本音とあらば嘆かわしい・・・不可思議な状況と吾輩とらえてます。 精々アマチュアの2~3000件ほどの応募であったならば、こんな低次元なやり方に少しは日本人の知的レベルを示せた様に思える。 吾輩(業界引退者80歳、惜しかった最高齢の応募者82歳)以外の応募者に現役デザイナーは一人も居ないと信じたい。精々デザイン科の学生課外自主演習程度に留められたものと信じたい。 委員会は来春早々100点に、そして数点に絞り込んで国民の評価も・・・などと云っているが、その全てをアマチュアの応募作にして結果待ちに持ち込む度胸が有りや無しや? あるいは今後の諸々応用展開に配慮し、アマチュア応募作はちょっと?・・・・・とするのか?吾輩は百万円でも嬉しいが、現役さんが一等になり、名のったら、またもや喧しい事に。 よれよれ高齢の吾輩が応募した本当の訳は、たかが百万円はどうでもいい。多分2度と勃発しないであろうこの公募騒ぎの渦中に身を置いて成行きを見てみたいのです。外から冷めた眼でこの成り行きを見守るのもいいが、愚作だが応募に及んだら何だか身中熱いものを感じ、あまり善く無い思いからかも知れないが、より一層に〝おもしろし〟の感情に浸っている訳でR。そして〝いとあわれ〟〝いとかなし〟・・・ついには〝いとわびし〟噫無情!の心境にさせられるのかも。 善かれ悪しかれ、これにて一件落着?に持ち込む訳だから、その際には、せめて吾輩は文句の付けようの無い〝理論武装した言い訳〟を期待したい。・・・・・・でないとキリも無く痴戯原駄羅衛門は厭味を連ねたくなるのでR。Wahhaha(^0^) 五輪メーン競技場のデザインコンペに隈研吾氏らが参加。気の引かれるニュースであった。 ■
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by ky11shige
| 2015-12-12 17:40
| 駄論
11/20 = 知人の新作絵画が都美術館での某公募展に初入選。ご案内頂いたので拝見してのち、せっかく上野に足を運んだから、国立博物館での『始皇帝と大兵馬俑』展を観てきた。
![]() 小声での会話ではあるが、始皇帝の末裔ヤンゴトナキ方々のハイテンションな会話で会場中満ちているのでアルヨ。上野公園一帯至る所、彼の甲高いお邦言葉が飛び交っているのでアルヨ。痴戯原駄羅衛門の拙い語学力を駆使して、その会話内容をば聞き分けたるに・・・斯様な発言が主なものだった「初めて見たアルヨ!」・・・如何に広大なる国土の彼方此方から来日されているか?・・・・・・と思い知らされた訳でアルヨ! ■
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by ky11shige
| 2015-11-21 13:58
| 駄真
11/16 = 健脚〝KANABIあ・そ・び・隊〟船大好きグループが横浜に集結。恙無く横浜の蕎麦屋さんに勢揃い。強者は東京中野より約37km/4万歩、一気に歩き抜く。凄いねぇ〜!蕎麦屋(味奈登庵)で燻ってる間に〝飛鳥Ⅱ〟は出港してしまった。
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() おまけ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 皆さん知らぬ間に忍び込みました。 <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/hOQEvtztigI" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>■
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by ky11shige
| 2015-11-17 16:56
| 駄真
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by ky11shige
| 2015-11-10 12:48
| 駄真
◉新エンブレムは、東京、そして日本で開催される大会を象徴するもので、日本のみならず、世界中の誰からも共感され、愛されるものであること。同時に、大会が終わった後も、大会に関わった全ての人が誇りに思えるものとしている。
![]() ◉審査の際に考慮する事項には、共感性、シンボル性、デザイン性、展開性、再現性が挙げられている。具体的には、「多くの人に共感してもらえること」「東京 2020大会のシンボルとなること」「オリジナリティにあふれ、個性的であること」「デザインとして優れていること」「ライセンス商品や大会装飾など、さまざまな媒体で展開可能であること」「カラーだけでなく、モノクロや拡大・縮小で再現してもデザインイメージの変化が少ないこと」の6点。 ◉応募資格は、経験、受賞歴の有無を問わず、18歳以上。日本国籍と日本在住の外国籍の個人、またはグループ。グループでの応募の場合は、年齢・国籍の条件 は代表者のみに求める。ただし、1グループは10名以内。応募作品は、個人・グループを問わず、ひとり(1グループ)一作品とする。当選作品の作成者の氏名公表やそのタイミングは、本人と相談の上対応。非公表でも可。 ◉エンブレムの構成は上から順番に、トップエンブレムおよびワードマークをデザインし、それぞれのシンボルを添える。オリンピックとパラリンピックのトップ エンブレムは、それぞれ別のデザインとしつつ、同じファミリーとみられるように開発すること。ワードマークは全て大文字で「TOKYO 2020」とする。書体は、オリンピック・パラリンピックともに同じ書体で、オリジナルの書体。 ◉パラリンピックエンブレムは、ワードマークの下にオリジナルの書体で「Paralympic Games」、または「PARALYMPIC GAMES」と表記。オリンピックシンボル・パラリンピックシンボルは、エンブレムの総面積の1/3を超えないようにすること。シンボルを添える際には指 定のクリアスペースを守ること。なお、エンブレム構成要素の欠け、聖火やメダルをアレンジしたものなど、エンブレム制作のルールに沿わないものは審査の対象外となる。 ◉今後のスケジュールは、10月12日の週に「応募要項」公表、10月中に提出フォーマットを公表、12月7日に応募受付を締め切り、春頃にエンブレムを決定する。《美坂柚木》【やわらかスポーツCYCLE】 ◉描画ソフトで製作した作品に限定し、手書きは不可。「(グッズなど)色々と展開していく。手書きでは難がある」(事務局)ためだという。 ◉提出はインターネット上の専用サイトでのみ受け付ける。応募の形式的要件を満たしているかのチェック、デザインの予備審査など複数の段階を経て絞り込んでいく方針だ。 ◉今回の新エンブレム要綱では、選考された後に名前を公開するか非公開にするかは選べるという。新人デザイナーにとってはまたとないチャンスとなるだろう。また誰でも応募できるので一般の人にもチャンスだ。 掲載した新聞紙面写真は『朝日新聞』2015/10/17朝刊 ◉ 東京2020大会エンブレムデザイン募集のご案内(応募要項) = と打ち込むとPDFでの書式が表示、ダウンロードできます。 http://emblem.tokyo2020.jp/jp/guidelines_JP.pdf#page=1&zoom=auto,-22,842 ■
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by ky11shige
| 2015-10-18 16:45
| 駄論
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by ky11shige
| 2015-10-16 21:07
| 駄真
本日(2015/30)我が国のスポーツ振興、また東京五輪2020開催に照準を合わせ【スポーツ庁】が設置された。初代長官に〝鈴木大地〟氏が就任された。鈴木氏は1988年ソウルオリンピック100m背泳ぎ金メダリスト。バサロ泳法で有名な選手である。順天堂大学教授 体育学修士、博士(医学)
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by ky11shige
| 2015-09-30 14:49
| ブックデザイン
今朝9/23.am6:00頃、山の神に起され・・・「NHK=インタビュー・ここから」で〝東村アキコ〟さんを見ました。金沢美大の油絵教室と石膏デッサン室を中心に収録された番組で、氏のデッサンを重要視されている様子をしっかり伝えていました。・・・それが今日の生業にしっかり繋がっている!・・・との証明番組の様でした。
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 過去に於いては手描きが主流だったGD業界は今やPC作業全盛で後戻りは無いでしょうが、培ったデッサン力が何らかの作用をし脳みそが休まず活性し続けてくれて、多様に作用する電脳をも支配してくれる様に思い〼 。 金沢美大は面白い学校です。開学時にはデッサンの神様〝宮本三郎〟を洋画科主任に迎え、数年後デザイン科が招請した〝大智浩〟や〝柳宗理〟も『手で考える』を是とし、今日も変わる事なくモットーとしています。末永くその方向で栄えて貰いたいものです。 ・・・・・・デッサン復権バンザイ!!!!! ![]() 或いは〝Stand By Mi〟のような金沢での青少年期の気分に引き戻してくれる歌でもいい。 ■
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by ky11shige
| 2015-09-23 16:10
| デッサン・素描
東京2020オリンピックのエンブレム、S氏のデザインがスッタモンダの末、ご破算、白紙に戻し、0ベースから仕切り直しになりました。
国際的な大イベントだから、世間はほんの僅かでも訝しさを伺わせるデザインは許しません。 しかし普段日常のグラフィック・デザインの業界は、怪しさ危うさが満ち溢れている様です。一部の制作者たちは日々際どい危なっかしい面を見せながら必死の身過ぎ世過ぎで凌いでいるのも現実です。 家内が先般9/15、彼女好みのパッケーッジ・デザインに触発され、そして美味しいと評判の〝かりんとう〟を買って来ました。 私はそのパッケーッジを眼にした途端、思わず「やってるな・・・!」と声を発しました。一見は百聞に如かず。掲載写真にて一目瞭然。瞬時に数十年前の描画作業時の事など憶いだしました。私の描いた版画調図柄を寸分違わずコピペし、容器デザインを為しています。 痴戯原駄羅衛門はすでに引退した身ですが、かつては生業厳しき折には使用フリーを条件に・・・とのカットイラストを描いたりもしました。このカット集は広く一般の方々にご利用いただきたく刊行されました。しかし版元は緩いながらも使用ルールを定めています。ごく一部のデザイナーでしょうが、感心しない斯様な面も見せる実に危なっかしいグラフィック・デザイン業界であることは確かです。 痴戯原にしてからにして、このカットを描き上げるのに世間で認知されてる郷土玩具の写真を収録してる本が必要であったと言う事ですから・・・目くじらはたてられません。 仔細に見詰めれば〝かりんとう〟や〝ふるさと菓子〟の書体も、福神漬などでお馴染み『酒悦』本舗・商品表示用の書体・・・氏原忠夫氏の考案されたものに近似、更に遡れば、染織家・芹沢銈介氏にまで辿ることになり、・・・・・・こうなるとオリジナルデザインを生み出す事は至難?なり・・・・・・このような究明は扨置いて、しかし、オリンピックは別格の事案です。日本の名誉が係っています。私も含め万人が好しとする結果を望みたいです。 ![]() ![]() ![]() ![]() ■
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by ky11shige
| 2015-09-21 22:16
| 駄真
拙ブログ、新作ネタ皆無。無理は承知の上での最スタートでした。懲りずにお付合い願います。
(初出 = 2008年6月。既にご覧なった方々・・・悪しからず) 池上本門寺本堂から、幾分離れた奥まったところに、大きな会館があり、その並びにこれもかなり大きな御堂がある。そこのエントランス?のような所に、無彩色、木地のままの立派な仁王像 阿・吽(一対)が安置されています。誰もいない堂内で、この仁王像と対峙していると、その迫力に背中をゾワゾワさせられます。見ていて絵にしたい気持ちが湧き上がってきます。 本門寺境内は広大です。散策していると、此処彼処に画興を誘う対象物があります。一枚の紙面にその一部を取り込んでみました。 ![]() 数年前、依頼された仕事で、構成面の一部分をペンで表現しなければならぬことがあって、すでに使わなくなった、筆記用具の箱を久々に開けてみたら、錆びたペンだのカラスグチ(鴉口、若い衆はワッカルカナー、ワカンネーダローナー)だのがゴチャッと入っていました。 ロットリングペンでさえ、いまや、遥か過去の遺物に見えます。ましてやカラスグチ、わがギョーカイの縄文土器を発掘発見した気分をしばし味わう。イヤイヤ、この錆び具合から推測するに、後の時代、大陸からの鉄器渡来期あたりのものであろうか? 何時までも感傷に浸っていてもしょうがない、久しぶりに手先を使う仕事のために、アッソーダッタ。新しいペン先を? オラが荏原村のヨロズ屋にはハイカラな丸ペンなンどネーから、粧す込んで遥々GINZA伊東屋まで出てきたんダベ。 流石、老舗だ。錆びていないピッカピカのカラスグチの収まった英国式だの独逸式の製図器セット(ケース入り)が展示、イヤ、販売されている。インテリア小物ではアリマセンぞ。歴史的にも貴重だと思われる物たちが、見事なまでに陳列されていて展観できる。しかも求めに応じて譲ってくださる。 という事で、求めた丸ペンでササッと仕事は片付いた。 本門寺の絵は、ペン先の調子が良かったので、吾が少年時代のヒーロー、挿絵画家の樺島勝一、鈴木御水、伊藤彦蔵(菊蔵?喜久蔵?記憶曖昧)は斯くや。との想いを馳せてのイタズラ描き。(吽形像の目の高さが不揃いだし、顔のデッサン狂ってるなぁー) ■
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by ky11shige
| 2015-08-26 22:13
| 駄画
![]() 東京の真ん中に葡萄農園がある訳ない。オラが品川・荏原村の散歩コースに葡萄が育っている所がある。民家の猫の額ほどの庭先と八百屋の店横との2ヶ所で見る事ができる。 若々しい色合いは画趣をそそるが、何が何だかコンガラカッテいて写生できる代物ではない。 古今の掛け軸や襖絵などでバランスのとれた日本画の名品を図版などで、ドナタも見た記憶があるんではなかろうか。吾輩も幾度かある。 「ヨシ、一丁挑戦してみるベーカ!」ということで、件の庭先の塀にへばり付いて葡萄棚をジックリ下から観察してみた。現場スケッチは暑いし面倒っちぃーから、ボケ頭にしっかり記憶させる。・・・ホントか? 嘘こけ、頭に入る訳無いから、写真を数枚撮ってきたのが真相だ。 /(>,,<)\ かくなる上は画家の気分になって、創作画に挑戦と云うことになるのだろうか? ![]() とすれば初めに何かの意図をもって作業に取りかかるべきだろう。真夏の葡萄棚を描くからには、見る人に涼し気な緑陰を感じてもらおうではないか。 そうだ! より具体的に涼しそうな風を吹かそうじゃないか! 最初に作品名有りき。『爽風』とするか。 と、このように思いついて実行に移す。痴戯原駄羅衛門まるでイッパシのゲージツ家になった気分だ。写真は生物学的、理論(ツジツマ)的に役に立ちますが、構図やデッサンを執る参考には役立たずでした。 最初に中央上部やや左に半分ほどの葉と一房半の果実を描き、これを最前手前とする。その後、後部遠方へと風向を意識しながら、コツコツ丁寧に描き加えていく。構図は行き当たりばったり。しかし、初めにコンセプト有りき。ブレないように,作業を進めてみる。あと鉛筆を載せている位置角度で一本枝蔓を描けば、構図完了! ・・・鈍い頭を酷使しながら、何とか、ツベコベ理屈捏ねてますが、何の事ない単なる空想画です。 一部果実と葉に調子をつけましたが、全体そんな味付けにして、鉛筆画として完成させようかナー。気分によっては鉛筆+淡彩画にするかも。今回ペン画にはしない予定。 ![]() そもそも葡萄棚を、写真をベースにして描こうとしたのだが、複雑怪奇に絡み合っていて無理だった。 風にそよぐ葡萄蔓や葉の揺れ、果実はほどほどの実り具合、こうあればいいな、あぁあればいいな・・・ 思いつくままに手探り山勘で描いてみた。 暑いこの時期だが、葡萄の房はまだ未熟で小粒、巧い具合にそこそこ密集した房生りは望むべくも無い。 勝手に果実を幾分大きめにして、そこそこ熟れはじめた様子に表現したら大粒の巨峰に近づいてしまった。ともあれ、どうにか、モットモらしい構図になったと思っている、鉛筆画としては一応完了。 駄羅衛門のココロの内には、数年前までの現役時代のイラストレーションなどの作業完了・・・と云った気分よりも、「小画面の想像画」ではあるが、曲がりなりにも〝絵〟を目指した達成感?のようなものが幾らか残った気分である! 「アラマー、そんな御大層なものですかネー? けど色気がないなぁー」山之神宣うたり。 「ナヌーゥッ」 危うし!一触即発。・・・なるほど、どこかサミシイ。返す言葉もなし。沈ィ〜ン♪ 色気出せるか、淡彩を施すか絶体絶命、瀬戸際だ。暫く思案してみよう。 ![]() アータラコータラ屁理屈こいて、鉛筆のみの作品?に「理論武装」させた気になっていたが・・・・・・ さて、彩色の効果は ・・・鉛筆のままより涼しさアップの一助になった様な。葡萄房は未だ完熟には至らぬ酸っぱさ渋さを残している様に調色してみた。季節感表出の一助になったかな? お粗末さまでした。 ↓下の縮小図では試しにフォトショップにて、クリーム色をグラデーションで流し込んでみた。山之神曰く「グー」(画題の『爽風』に拘り、空色を入れてみたら、アウト! 気持ち悪かった) ![]() 模様と云うキーワードに若かりし頃に始めた図案の勉強に思いを致す。つまり吾輩若かりしとき、視座に商業美術の業界を据え、あれこれ思いをゑがいた頃は、デザインと云う言葉は我が国では広くは伝播されてはいなかった。 衣装つまりファッションの世界でデザイナーと呼び習わされる人々が表れ、駄羅衛門が目指す業界の人を圖案家と言い、今日で云うインダストリアルデザイナーを意匠家とよんでいた。あるいは「屋」を付けたり・・・と、どなたもご承知の脱線話は横に置き・・・・・・ その頃、圖案(グラフィックデザイン)の勉強の初期段階では、主に「便化」天然自然物や事象を便化するという事を叩き込まれた。「便化」とは妙な表記だが、言い換えれば「簡便化」「簡略化」に近い作業をシツコクやらされた。すなわち、最初に写生ありき。それを、より簡略に万人に〝かっこ良く認識させる形に描き変える〟つまりエスキースをいやになるほど重ねて試み、いよいよ圖案の本制作に取りかかる。纏め上げるものは、二方連続模様や四方連続模様など規則性を示す図柄にして完成、提出。結果はABCDで採点される。早い話が、葡萄がテーマだったら、葡萄唐草紋様をひねり出すと云う事。 「便化」今にして思えばデザイン用語としては通じ難いが言い得て妙か。とも思う。 たいして頭を使う訳でなし、まあ、楽しく気楽にこなしていたわけではあったナ。今日では小学校の図工の授業レベルか?いやはや誠に呑気な時間が流れていたなぁー。(昭和20年代) ところで今回の葡萄図はその唐草模様寸前の構図に近づいていたりして〜・・・ 言ってみれば、今回の作に限らず、駄羅衛門の描くものに、この原体験がモロ顔を出している様に思える。 次回アップ作を用意しなくちゃ ストックが一枚もないから 参ったマイッタ・・・ /( >,,< )\ ■
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by ky11shige
| 2015-08-24 14:54
| 駄画
![]() その所為もあるでしょうか、おまけに取材時は蒸し暑い夕まぐれだったので、見かけたときはすこし暑苦しさを感じました。 可哀想ではアーリマセンカ。やはり白百合には清楚さを求めます。 彩色画を試みる前にチョット落書き練習してみたものがあります。左に掲げた「百合」の描きかけです。 そうだ!この調子で手を動かせば、楽勝だ!と合点した時点で描き手を止めた・・・ 「ヨッシャ!この流れに乗って綺麗な白百合を描こう・・・気分あらたに大きめサイズの紙面を用意して描き始めると、つい何時ものクソ真面目風タッチになってしまう。 つい「植物を描くからには日本画風に仕上げたい!」とか思ったりして、できるだけ正確な下描きをと丁寧に作業を・・・・・とやり出し、案の定、線描き終えたら、例の如く着色の自信が失せて頓挫してしまう次第。 彩色してみたが、毎度のことだが手に負えなくなって、最終段階では鉛筆タッチを加え、ご覧の如くの体たらく。日本風?・・・・・何れの分野の絵ともつかない面妖な雰囲気を漂わせに終わった。せっかく描き上げても満足感不足。 (これらは5年前に描いたものです。最近ナマクラ病が進み、絵筆に手が出難くて悩み深し) ![]() 彼女たちは私の姉とほぼ同世代です。姉はあの当時、師範学校の学業をヨコに置き、軍需民需を問わず機器類回転部の重要部品ベアリングを製造する不二越富山工場に勤労動員され、作業に明け暮れてました。 終戦直前、8月1日に富山市は大空襲を受け、工場地帯や市街地も含め、地方都市で最大の爆弾焼夷弾により焦土と禍す被害を受けました。姉は寄宿舎生活でしたが、夏休暇だったので一時帰省中で罹災を免れました。工場は修復されないまま間もなく終戦を迎えました。市街地もほぼ100%炎上してしまいました。 私は当時国民学校三年生でしたが、深夜に家人達がわいわい騒いだので、ろくに寝ないで当夜の事をしっかり記憶してます。B29?の大編隊がわが町の上をゴーンゴーン爆音轟かせて機体標識灯を堂々と点滅させているのも目視しました。その後「富山市街が炎上してるぞ」と町内中騒がしくなって、家並みの途切れたところに行きました。山越しに30kmも離れているのに夜空が赤くなっていました。幼いながらもショックでした。しっかり瞼に焼き付きました。 姉はクラスメイトで被害を被った方も・・・云々・・・と後日語った事もありました。 終戦の日も町内の大人達が騒がしかった様子に何か特別の日なんだなー・・・との思いをした事を記憶してます。無論、我が国は負けたんだと時を置かず認識しました。 末っ子ガキンチョだった私はといえば、その頃、ノホホンと川遊び、小鮒とりなどでの熱中時代であったが・・・・・戦後の食糧難、育ち盛りに食い不足世代として過した辛さを味わった事などが強烈な印象として残っている。両親の実家は何れも農家だが、それぞれ大黒柱は戦後になっても外地に抑留されていて帰還が遅れ、働き手不足で多くの生産が望めず、食い溜めを望んでジジババの家に出向くが、スイトンばかり。良質米の生産地なのに、ガッカリの記憶が甦る。 夏が過ぎ風あざみ♪……私の心は夏模様♫(少年時代・井上陽水)そうだ!夏が過ぎたら野アザミなんぞを描いてみたいものだナ。 吾が少年時代、戦後の珍奇な体験など際限もなく思い出します。 久々にこの白百合を見ながら、平和はいいなぁー・・・・・そんな事などに思いを致し 痴戯原駄羅衛門78歳10ヶ月(8月14日)書き留めてみました。今秋には数え歳80。内輪で傘寿の食事会などと・・・の企画とやら ※ = それにつけても東京オリンピックのエンブレム。これだけケチが付き、制作デザイナーにもケチが付きまくってます。それでもオリンピック組織委員会は商標登録を盾に使い通すのか?・・・・・まったく日本人として恥ずかしい。悲しい。嘆かわしい。白紙に戻せ!!! 創り直せ!!! ■
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by ky11shige
| 2015-08-14 10:51
| 駄画
![]() 永井一正氏のコメント = 1964年の東京オリンピックの亀倉雄策さんのエンブレムを今も懐かしむ人は多い。大きな太陽を表す「赤丸」と「五輪マーク」と「文字」だけの極めてシンプルでありながらその造形性とインパクトや意味性において抜群のシンボルで、国内はもとより海外でも絶賛されました。この度決定した佐野研二郎さんの 2020年の東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムも同じように、その累積効果によって国内外に好感をもって広がることを願うとともに、より良く このエンブレムを育てていくのは皆様の力なのだと思います。前回がそうであったように、これを契機として日本のデザインが未来に向かって更に飛躍していくことを期待しています。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ちなみにエンブレムの選定にあたっては、国内外を代表するデザイナー個人による条件付き公募を実施。2014年10月に国内外から104作品(内、海外から4作品)の応募・・・・・・104点の作品全部見せて欲しいなぁー。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・・・・・・ところで、7月30日の未明、ヨーロッパからおおきなニュースが飛び込んだ。ベルギーのリエージュ劇場のロゴマークに似ています。と、デザインしたオリビエ・ドビ氏から指摘された。 ![]() ![]() 〝・・・・・・問題ない〟こんな見苦しい?発言は聞くに堪えません。恥ずかしいですね。 この際、新国立競技場問題は白紙に戻したのですから。エンブレムデザインも白紙に戻す事なども念頭においての発言が適切なのでは・・・と思ったりもしました。 事が事、特別の事です。せめて「再度、永井一正氏の意見を聞いてみます」・・・とか言って欲しかったなー。それが筋道だと思うんだが!? ![]() ![]() Wahhaha ヨォ~云うわ・・・棺桶に片足突っ込みつつ・・どこか強気で未練タラタラな、阿呆に浸ける薬も無い 痴戯原ダラ衛門。 ![]() 「エッ・・・エッシャー?知りません」本当に知らなくても世間様は厳しいのだ! 言い訳は通りません。 しかし、この手の国際的行事をシンボリックに表現するには爺の古い頭では、我々日本人は長年マァールイ形に慣れ親しんできてるし、無難な納まりを見せる様な!?!?・・・・・にコダワリ続けてる訳でも無いんですが!?!? ・・・・・しかし ン・マァ〜 この年賀状デザインは、実務では絶対避けるべき事ですが、私的には誘惑に駆られて、如何にして、この球状表現を成らしめるのか?その手順を解明納得したくて、なぞってみた・・・という事です。 このような姿勢で公開公募(コンペ)にこの図柄で応じ、仮に採択され公表されたとしたら「アッ! エッシャーのパクリだっ」・・・と、一刀両断 このデザイナー(吾輩)は世間から抹殺される訳です。 そもそも〝デザイン〟を〝応用美術〟と言い倣わし始めた面もある我が国です。云い得て妙とも感じます。斯様にグラフィック・デザインは危なっかしい面を見せる世界と正直なところ私は感じてます。 真実を言いますと、この様なものを造形(パクリ)しても、作者自身(吾輩)は錯覚に陥り「こりゃーいい」と一時思い込んでしまう事があります。ドシロートの家内が「アンタは球状表現好きなのは分ってますが、これはパクリ。この年賀状は出さない方が」と諌められ、PCの中でお蔵入りにしてある〝私のお宝〟画像データです。ほかにもヤバイと思いつつ作った画像データが幾つかあります。機会に応じてそれらを披露したいと思います。 なにはともあれ、華やかに和やかに、2020オリンピック招致にむけて、かの〝桜〟のロゴは、栄久庵憲二氏(GKグラフィック)監修ですが、僭越ですが桜の花の造形がすこし私の意に添わないなぁー・・・などと感じたりもしましたが、招致成功への一端を担いました事、誠に慶事で御座いましたねぇー。 ■
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by ky11shige
| 2015-07-26 11:53
| 駄論
毎度、前ブログ2009/7(73歳時の掲載画)を再掲
パソコンに終い込んであったスナップ写真をよりどころにして、またまた少年時代に親しんだ挿絵風を意識して、holbeinの耐水性インクprussian blueでペン描きしました。 ![]() 船外機つきの小舟を浮かべ、函眼鏡と鈎竿を操る海藻採りと思しき様子など加え、さらに手前に砂浜をしつらえ波が退いて行く様子を加え、岩礁もほどほどに設え、雲も適度にあしらって、目立っていた無粋なコンクリート構築物なども撤去させて頂き、至れり尽くせりにバランスを良くし、吾輩が好む昭和前期の長閑な海浜風景を表出。 写真じゃ無理なことも手描きは実現してくれる。事のついでに富士山を・・・・・ さすがに止めておく。この方角、太平洋の沖に向かって富士山ある訳無し。 昨日は暑いがカラッとした真夏日だったが、一転本日は蒸し蒸し、日ごろ誤愛読頂く皆さまに、ささやかですが,せめて清涼感をと、頃合いもよし暑中お見舞いを・・・・・ 涼やかに紺色にて描き上げてござひ〼。ドチラ様にも好まれ〼やふサッパリとした涼し気な味付けに、お口に合ひ〼でせふか。 「そ〜だ、カーチャン。今日はサッパリと素麺にしよう。茗荷も忘れないで・・・」 原画は染料インクで描いてますから、猛烈経年劣化。驚くばかりに退色。視るも無惨。デザイン現役時代には、描き上げたら即印刷製版用にスキャニング。役立った画材でしたが、今日趣味で画いたりするには使える画材ではありませんね。 ■
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by ky11shige
| 2015-07-23 16:11
| デッサン・素描
![]() どうも私は加齢とともに子供っぽくなっていく様だ? これは昭和少年の気分を横溢させて描いたものです。駄画用に限らず、取材?した駄真はどれもこれもガキっぽいと云うか、ありきたりな味のものばかり・・・・・・写真オンチと云おうか、主張なし、構図が幼稚、単純、ヒネリを効かせる才覚がまるで無いようだ。少年に撮ってもらったようだ! こんなのをベースにして描くとなれば、昭和20年代の少年期の気分に戻るしかない。 あのころ憧れた少年雑誌で活躍した鈴木御水や山川惣治氏のペンタッチ挿絵風を意識した。墨インクで、伊豆・八幡野港を描いてみました。空に雲など描いたら終了にしよう。週刊漫画誌掲載物の背景画のようになってしまったかな? ![]() 何がしか地色の上に明るい色を載せる方法しか思いつかない。おそるおそる茶系色を、ムラムラになってしまった! もう手に負えない!ヤケクソだ! 空に雲をペンで白くした。「オヤ、案外イインデナイカイ」怪我の功名か? なんだか古色を帯びた羊皮紙に羽根ペンとホワイトチョーク併用で描かれた西洋の素描風に見えてきた。メデタシ、よしとしよう! ![]() ![]() 閑話休題 リタイアして、間もなく10年、今年傘寿(数え80歳)。身内が集まって食事会をしようか・・・などと言っている。 描く事に関しては、現役時代は注文要望に応えるという制約条件つき日常だったわけで、現役引退したら社会規範から外れていなければ、自由な表現や活動が許される・・・・・ おおいに有難く結構ずくめの日々を過ごせるだろうとの期待感で胸が高鳴りポンポコリンのボインになったのを思い出す。 あれから、たんたんと日時は流れ、いつの間にか、たぶん無気力状態?に幾らか流されて胸も弾まなくなって、そして絵筆に手が伸びにくくなってきた。しかし、今のところそれが幾分か焦りのようなものになって燻っている。老いても何かを画きたい気分はある。 老齢期をどう過ごせばいいのか。上手くはないが、下手でもない程度の描画技術が今も身から離れていない様だ。今描かなければ後日になって後悔するのは想像に難く無い・・・・・ 「何時やる。今でしょう」このフレーズが沁みるぜぃー! ■
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by ky11shige
| 2015-07-05 15:32
| 駄画
いろんな団体展や個展などを観て回るのは楽しいのだが、観れば観る程、知らぬ間にそれらと己の趣味を天秤に掛け、遥かな高みを行くアーティスト達と吾が立ち位置との隔たりは承知の上だが、幾分トラウマ状態に。描けないスパイラルに・・・嵌り込んで、何も描かないのでR。
![]() 「蕪」 鉛筆+パステル白 ボール紙 これは6年前に描いたもの。いまは多分可成り運筆技能は落ちてるだろうなぁー。 ・・・・・・描いてみればいいんだろうけど、気力がネェー。 ![]() 描いたものをパソコンに読込めばヤバいことできるねー。 ここは一発、いまや高齢者、気張る必要は無い。ヌケヌケよう云うわ。 「仲よき事は 美しき哉?」 無茶苦茶の工事 詐ネアツ ■
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by ky11shige
| 2015-07-01 16:04
| デッサン・素描
昨6/26 銀座・文芸春秋画廊で、故郷を同じとする〝林清納=1960・昭35洋画卒〟さんの同人展・第36回『風土展』2015/6/22→27に行ってきました。
私とは同年生まれで高校は別だが因縁浅からず。林氏の指導教師が私の父と竹馬の友で絵仲間。ナンダカンダそんでもって、私は林君を高校時からライバル視していた。絵の腕前は段違いに彼が先んじていて〝彼奴には絵では勝てぬ〟と早々に私は見切りをつけ、お互い次のステップを・・・林氏は洋画専攻、私は商業美術専攻・・・と進路を分つた。私の今日までの方向付けに林氏が一枚咬んだ・・・ と、こん日も思っている。 ![]() ![]() ■
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by ky11shige
| 2015-06-27 15:36
| 駄真
先日描き上げたダビデを壁に貼って眺めている。素描は壁に画鋲止めが一番似つかわしい。真鍮色のごく一般的な画鋲で無造作に、すこし傾いているが、この風情も痴戯原には好ましい。
薄浅葱色の用紙にセピア色で描いたダビデが、すこし軽く見える。白い紙に普通の黒色鉛筆で描いものの方がもっといいように思えてきた。寸法もデッサン用紙の大きさに合わせ500×650ミリにしたほうが良さそうだ。画面が広くて、老痴戯原少しシンドイが、壁に止めると格好いいだろうな!・・・これを励みに、やれやれ写真模写のどこが面白いの? ダビデ2枚目をフラフラッと描き始めた。 ![]() ベースにした写真が小さく可成り拡大したので暗部を判別しにくく、想像を交えて描きました。 デッサン作法というものが有るかどうか知らないが、一般的には、最初は大掴みに、序々に細部を描き込む。と云われているようですが、私は大むね位置決めが出来たらいきなり細部にこだわり、描き進めます。 若い時から私の描き方はひたすら対象物の明部と暗部の境目を探ります。探り終えた時がデッサンの終了時になります。描いたり消したり、長時間かけることが好きではありません。 作業途中の画面はここにお見せしている如く、頭部は大方描き上がりつつあるが、胴部はいくらも進んでいません。画面全体への気配りがまるでありません。私自身も他人の眼でこのデッサンをみると「なんだコリャ」と言いたくなります。 目ン玉にばかり力を入れて、トーシロの様だ。チョットは意識して全体バランスよく描き込んで、クロート振れないかネェー。 持って生まれた性分でしょうか? 最終段階で見た眼に好ければ・・・この気持ちは変わりません。小綺麗、小ざっぱりした仕上げを目指します。 こんな要領で若い頃もデッサンしたので、指導者と反りが合わず、たぶん腹立たしい思いをさせた事だと思う。でも、デッサンする事が割合好きです。 仕上がり納める物が勝負の印刷屋さんで生まれ育った所為でしょうか? 最短距離での好結果を、終わり良ければ全て好し! 三歳児(みつご)の魂百までも ・・・の様です。 しかし、彩色ものは下手だ。 上手くなりません。 これも三歳児の・・・・・・ か ![]() 頭部は凹凸があり、メリハリをつけ易いが、濃い青銅色の相手を写真に置き換えているので、ボンヤリ見てると胸や胴はのっぺりしてて、どう表現すればいいのか? 無理矢理、明暗部の境目を探る。もう少し描き込めばよくなる事はわかっているのだが・・・イマイチ根気がネェ~ ![]() フムフムやはり素描は画鋲止めが似合う。図画や習字を画鋲止めした懐かしい昭和の漆喰壁の校舎教室を憶い出させる。 ■
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by ky11shige
| 2015-06-23 10:19
| デッサン・素描
wikipediaより
ダビデ(ヘブライ語: דוד; Dāwīḏ (ダーウィーズ), ギリシア語: Δαβίδ, ラテン語: David, アラビア語: داود Dāʾūd, )は古代イスラエルの第2代の王(在位:前1000年 - 前961年頃)とされる。ダヴィドとも。旧約聖書の『サムエル記』『列王記』に登場し、『詩篇』の作者とされている。イスラム教においても預言者の1人に 位置づけられている。英語圏の男性名デイヴィッド(David)などは彼の名に由来する。 とは言え、痴戯原駄羅衛門は たまたま口の端にのせるときは「ダビテ」と呼び倣わしている。片や「ダヴィデ」と気障な片仮名表記もあるようだが、それはどうでもいい。「パソコンは便利なものだ」と言いたかっただけ。 今回痴戯原の描いたダビデ像はJR山手線の恵比寿駅から昨年秋に新築オープンした日本画コレクションで有名な山種美術館に向う途中、駒沢通り沿い右側、広尾にあります。 実物は5メートルほどの巨大白色大理石像だそうだが、こちらの像は何処で鋳造したものかは知りませんが、およそ3メートルありそうな銅像です。なかなかの迫力です。 ミケランジェロ作の本物は何処にあるのかと調べてみたら、イタリアのフィレンツェに。 我が国では美ヶ原高原美術館に実物大のレプリカ像があるそうです。筑波大学の芸術学群デッサン室に白色石膏像(実物大)が、巨大でビックリだそうです。何れも観たいですねー。 ダビデを描くきっかけをつくってくれたのは、友人で俳句をよくする高田究久庵宗匠からのメール(俳句に写真添付)に刺激されたからである。 そのメールに応えるべく吾輩は立上がり、なんとかブログアップに繋げた訳です。 そのメールの内容は以下の如くです。(ことわりや同意も得ず、転載した御無礼の段、お許しのほど) ![]() ![]() 吾輩は究久庵宗匠よりすこし先んじて同じ物件を写していた訳です。 かくの如し。見たまんま!の駄苦。痴戯原俳句のセンスありません。 「まだ葉はあるぞ」と、晩秋らしい季語がおり込めました。痴戯原にしては、まぐれてよく出来たほうです。 しかし「辛うじて」と 「まだ」は同義語と看做すべきだろうなぁー。やはり俳句は手に負えない。 ![]() 瞳を真近かでよく見たら、瞳孔は♥の形に穿ってあります。 勇気を漲らせて巨人ゴリアテを石塊の投擲にて打倒さんと睨み据えるココロ(ハート)の有り様をこのように瞳に託したのか? いやいや、ミケランジェロさんは粋な方です。 青年デイヴィッド君の夢見る多感期のハートチックな青年を表現するのに、これ以上最適な細工はありません。・・・何れもシャチョーの下らぬ推論にも当たらぬ冗談。悪しからず。 デッサンのための石膏像は世間には多種にわたって出回っているのですが、ダビデの石膏像は見たことがありません。描き上げると、珍しいものを描いたなぁーと皆さんに喜んで貰えるのでは・・・と、尚更描きたくなったということです。 セットポジションで一塁ランナーを見据えるダルビッシュ投手?に似ているなぁー・・・と打込んで、はたと思い至った。ダルビッシュさんと言う名前は何処かの国ではダビデと同意味 言い換え表記かも? そんな事はともかくとして、なにしろカッコイイ顔立ちだ。描きたくなるではないか! ![]() ◉ 伊太利亜へ 行ってきたよな 嘘をつけ ・・・・・・駄句 ・・・とも思ったのだが。 ◉ アリガタや 救いの友が 現れた ・・・・・とマタマタ珍約凄書の『マタマタイ伝』が述べてるような、まるでアリガタ味のない駄句をば、痴戯原駄羅衛門 吐いております。 イタリーのフィレンツェにあるダビデ像の本物は明るい白色大理石像だそうで、そのように思わせるように、可成り明るい表現にしてみました。 ダル ビッシュ投手に似てるなー。と思って描き進める内に、髪の毛のチヂレ具合など、痴戯原駄羅衛門は映画少年時代に銀幕で微かに馴染んだ江川宇礼雄か?(晩年 はTVドラマ「ウルトラQ」一の谷博士を、珍無類の学説を次々と)・・・に憶いが至ったのでア〜リマシタ。チト旧過ぎたか。なんの略脈も無い。いよいよ脳軟化ヂーヂに。 四六判/四ッ切り 547×396 薄浅葱色マーメイド紙 鉛筆+パステルホワイト 描き出し位置決めは鉛筆でごく淡く、描き進めるに従い鉛筆アタリは消してゆく。対象物が銅像ですから、写真に撮ったら、光の当たらない部分はやけに暗く落ち込み、眼を凝らして明暗の境目を探る訳ですが、判別しにくかったので暗部はかなり想像を交えて描きました。 <A閑話> 主張を込めて創作創造するという事が芸術行為との観点からすれば、写真を模写するという行為は徒労に過ぎないとも言えるのかもしれないが、痴戯原は「写真模写に時間潰しをしたなぁー」などと後悔はしていない。齢を重ねて老込んだのに何とか手が動き、そこそこ意図した表現が出来るのが有難い。 デッサンモドキ。割合短時間でそこそこ見れる味が。描き込むに従い、格好良くなってくるのが、何とも心地よい。 そして写真が手描きの一品物に化けて、何だか有り難味が多いに付加されたように思われ、壁の貼りつけて眺めていると、そこそこのアート作品だと主張しているようだ。なかなか好い。 石膏像デッサン好きですが、絵画教室へ出向くと費用がかかります。この方法なら金欠痴戯原にはうってつけ。都内を迂路つき回って、好みの銅像探しに精を出そう……か! しかし、これくらいアートチックな銅像には、なかなか巡り会えないかも・・・ ヨカ情報待っとりますバッテン おあとが宜しい様で・・・・・・ ■
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by ky11shige
| 2015-06-21 21:37
| デッサン・素描
![]() ![]() 川崎さんのご活躍については申上げる迄もなく同窓の皆さん深くご理解されてます。
さて、何方達が100人選出されているのだろう!?・・・との興味から探ってみましたら、Challengersのいの一番に〝清水裕子〟イラストレーター(在アメリカ)とあり、ググッてみました。 私が40歳前後に故郷の祭礼時の街路装飾用にと依頼されて数点描いた武者絵擬きのものと微かにオコガマシクも底通?(トホホ・・・墨筆による描線のみ)するものがあるのかなぁー。 この描きものには、物心ついて以来社会人になるまで育ててくれた環境や地域色・土俗性などが背後霊のようになって画面に棲みついている様に思える。 ここにピックアップした清水裕子氏の作品群も共通する気配を感じさせます。 ・・・・・・・・・・・・・・それはさておき、惜しげもなく作品の一部制作過程も含め見せてます。 ↓クリックすると沢山の作品が http://yukoart.com/category/work/ ■
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by ky11shige
| 2015-06-18 11:02
| 駄画
![]() 以前に鉛筆による石膏像のデッサンを数点お見せしましたが、 そのとき世話になった某絵画教室をしばらくぶりに覗いたら、知り合いの講師が「木炭デッサン、やってみないか」と誘いをかけてきた。 敵さんの誘いにに乗って、費用の事が頭をかすめたが、エエカッコシイで「やらせてください」、つい口がスベッてしまった。 久々に石膏デッサンに挑戦。若い頃には、熱心ではなかったが、いっとき木炭によるデッサンをやった時期がありました。 木炭はそれ以来だから、およそ60年ぶり。 教室で用意してくれた用紙は MADE IN FRANCE ☆☆☆∞MBM∞☆☆☆ INGRES D ARCHES と透かし入りのオシャレ~な紙なんですね~。筆記用木炭は柳だそうです。木炭の芯抜きや測り棒やトリミング用の覗き枠もあり、準備されたものに嬉しくなって「じゃ、やってみっか」 最近、根気がなくなってきたから、サササッと出来るだけ短時間でやろう。聖ジョルジュ像、かなりのイケメン青年。戦士らしい格好をしているのに〝聖〟を冠している。このギリシャ?ローマ?青年の来歴については、なーんにも知らない。 鉛筆の場合はかなりゴシゴシ強く描けるが、木炭は軽く・・・カァールク描いても強烈に黒くなる。慎重に描かないと真っ黒になりそう。紙面はこんなにヤスリ状のザラザラだった?とは。久々の木炭、巧く扱う感覚が戻ってこないまま、おっかなビックリの初日終了。長時間粘って、なんとか形が整ったかナー? さて、この先、如何様な仕上がりになりますか。 ふと気付いたことだが、私は何を描いても目線が低い。何に対しても、何様に対しても、へりくだって控えめな穏やかで奥ゆかしい、良い性格の表れなのだろう。つねにへつらったネジ繰れた性格の表れかも??? 参考作品や像の写真よりも下から見上げた位置から描いている。しかしこの像に限っては長い首がますます長く見えるから、目線を上げたほうが落ち着いたような気がして反省している。今後、偏った見方を改めよう。 今になって、上に掲げた写真は角度もよし、ベストな目線位置に見えてきた。 「ソウ!そう思ったら書き直しませふ」「えぇっ 勘弁してよ。我慢してこのまま続けるよ」 ![]() ![]() 凡そ60年ぶりの木炭による石膏デッサン。描き味を小綺麗に見せたいが木炭は手強かった。 若いとき訓練でデッサンをやっていた頃、教える人は、「バックは塗るな!必要ない!余計なことするな!」と煩く言われたものでしたが、今回のものは、今更この歳、訓練のつもりはサラサラない。壁に貼っての観賞用のつもりだから、見栄えを気にしても宜しかろう。という事でコッテリと黒くして、メリハリを付けてみたつもり。 費用のことも考えてのスピード仕上げ。擦らず、はたかず、ほとんど消さず、修正せずの一気描き。2日間(およそ12時間?)で終了。 老いた手で意図したところに木炭を当てて引き描きするのが、かなり至難。手を浮かせ、軽やかに木炭を滑らせて筆圧?具合を加減することが難しい。肩は痛むし凝るし、あきらかに若い頃には戻れないことを実感させられた。(当ったり前だろ) 木炭描きは本当に難しかった。一瞬たりとも気を抜けない。老いの身に厳しい修行を強いるように感じられ、今後多分やらないだろう。やはり、何かにつけ、馴れ親しんでいる鉛筆描きが向いてるようだ。 この絵画塾では某講師の世話で異例の扱いで描かせてもらったので、施設名や講師名は絶対伏せて、明かさないでくれとのことでした。・・・・・・黙して御礼申し上げます。有難うございました。 ■
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by ky11shige
| 2015-06-18 00:04
| デッサン・素描
2004年秋に『球ビズム展』と称して銀座でグループ展を開催、それに参加した。
球ビズム = 命名者は私ではない。キュビズム(cubism)をモジリ.アーニしたようだ。(駄足=ちなみに都内で過去に開催開催された展覧会は『モディリアーニ展』…… ア〜 そーかいソーカイ) 直径約15センチのプラスチック透明球一個をあしらって自由な表現を、との縛りがあって無いような条件だった。 いま、読み返してみると、冷汗三斗ものの屁理屈を付しての油汗ドッ斗物を出品に及んだ。 ![]() ![]() 近年、テレビ番組のタイトル背景(報道番組や地球に……云々、ネイチャーもの)などに、また、企業のロゴマークなどでも、球状に見せる透視表現、立体的に見えるように平面処理された図形がよく使用されます。 ここに表示した図は、数学や物理学の分野で、或いはM.Cエッシャーの作品でも見受けたように、取りたてて目新しい表現ではありません。 画像を動かす業界では、 3Dソフトを駆使して作図を行なっているようですが、TV画面(動画像)では細部まで見極めにくいのです。 しかし、印刷物(静止画)などではしっかり、はっきり細部まで精査するように見られますので高精細な仕上がりが求められます。 グラフィックデザインの制作現場ではMACでの作図にせよ、長時間を費やすので、敬遠されているようです。 ![]() ![]() PCで創った球状表現2点と、手描き作品2点 ![]() ![]() ![]() ![]() 球状表現それぞれ巧い具合に描けたと痴戯原は悦に入っております。 実存の球立体を創りたいと思うが、技術は無いし、材料の知識も無し。紙粘土で?などと ・・・挑戦してみようかなぁー。立体物に仕立てて、モビールのようにして天井から吊り下げると面白いなあー。 更に発展させて、コジャレタ装飾インテリア小物、照明器具、クリスマス用品、玩具、プラモデルなど、商品開発に結びつくかも!? 浅草橋や横山町などへ開発提携業者さんを捜しに行ってみようかナー。あかんはなしかナー。 ■
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by ky11shige
| 2015-06-14 16:21
| 球ビズム
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