永井一正氏のコメント = 1964年の東京オリンピックの亀倉雄策さんのエンブレムを今も懐かしむ人は多い。大きな太陽を表す「赤丸」と「五輪マーク」と「文字」だけの極めてシンプルでありながらその造形性とインパクトや意味性において抜群のシンボルで、国内はもとより海外でも絶賛されました。この度決定した佐野研二郎さんの 2020年の東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムも同じように、その累積効果によって国内外に好感をもって広がることを願うとともに、より良く このエンブレムを育てていくのは皆様の力なのだと思います。前回がそうであったように、これを契機として日本のデザインが未来に向かって更に飛躍していくことを期待しています。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ちなみにエンブレムの選定にあたっては、国内外を代表するデザイナー個人による条件付き公募を実施。2014年10月に国内外から104作品(内、海外から4作品)の応募・・・・・・104点の作品全部見せて欲しいなぁー。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・・・・・・ところで、7月30日の未明、ヨーロッパからおおきなニュースが飛び込んだ。ベルギーのリエージュ劇場のロゴマークに似ています。と、デザインしたオリビエ・ドビ氏から指摘された。 〝・・・・・・問題ない〟こんな見苦しい?発言は聞くに堪えません。恥ずかしいですね。 この際、新国立競技場問題は白紙に戻したのですから。エンブレムデザインも白紙に戻す事なども念頭においての発言が適切なのでは・・・と思ったりもしました。 事が事、特別の事です。せめて「再度、永井一正氏の意見を聞いてみます」・・・とか言って欲しかったなー。それが筋道だと思うんだが!? Wahhaha ヨォ~云うわ・・・棺桶に片足突っ込みつつ・・どこか強気で未練タラタラな、阿呆に浸ける薬も無い 痴戯原ダラ衛門。 「エッ・・・エッシャー?知りません」本当に知らなくても世間様は厳しいのだ! 言い訳は通りません。 しかし、この手の国際的行事をシンボリックに表現するには爺の古い頭では、我々日本人は長年マァールイ形に慣れ親しんできてるし、無難な納まりを見せる様な!?!?・・・・・にコダワリ続けてる訳でも無いんですが!?!? ・・・・・しかし ン・マァ〜 この年賀状デザインは、実務では絶対避けるべき事ですが、私的には誘惑に駆られて、如何にして、この球状表現を成らしめるのか?その手順を解明納得したくて、なぞってみた・・・という事です。 このような姿勢で公開公募(コンペ)にこの図柄で応じ、仮に採択され公表されたとしたら「アッ! エッシャーのパクリだっ」・・・と、一刀両断 このデザイナー(吾輩)は世間から抹殺される訳です。 そもそも〝デザイン〟を〝応用美術〟と言い倣わし始めた面もある我が国です。云い得て妙とも感じます。斯様にグラフィック・デザインは危なっかしい面を見せる世界と正直なところ私は感じてます。 真実を言いますと、この様なものを造形(パクリ)しても、作者自身(吾輩)は錯覚に陥り「こりゃーいい」と一時思い込んでしまう事があります。ドシロートの家内が「アンタは球状表現好きなのは分ってますが、これはパクリ。この年賀状は出さない方が」と諌められ、PCの中でお蔵入りにしてある〝私のお宝〟画像データです。ほかにもヤバイと思いつつ作った画像データが幾つかあります。機会に応じてそれらを披露したいと思います。 なにはともあれ、華やかに和やかに、2020オリンピック招致にむけて、かの〝桜〟のロゴは、栄久庵憲二氏(GKグラフィック)監修ですが、僭越ですが桜の花の造形がすこし私の意に添わないなぁー・・・などと感じたりもしましたが、招致成功への一端を担いました事、誠に慶事で御座いましたねぇー。
by ky11shige
| 2015-07-26 11:53
| 駄論
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